FITS エコノミックレポート

ドル/円欧米市場動向:5分足

 

★欧州市場序盤では、世界的な株高・債券安の流れが持続もドル上値重く、113円台での往来商状を継続した。世界的な株高が続くなか、米長期金利上昇にドルが支えられ、113.70円台を中心にもみ合い商状を継続した。米長期金利が上昇幅を広げたことにドルが支援され、114円台を回復した。114円台を上抜けると、ストップロスを巻き込んで上げ幅を広げた。一時114.39円まで上昇したが、23日高値の114.42円が目先の上値目処として意識されるとやや伸び悩んだ。ただ、その後も米兆金金利の小幅上昇から114.45-50円前後までドル高が進む場面もあり、23日以来のドル高が回復した。米長期金利の上昇をきっかけに全般ドル買いが先行し、114.50円近辺で観測されていたストップを巻き込むと一時114.85円まで上昇した。米7年債入札後に米10年債利回りが低下に転じると失速した。市場では『一目均衡表雲の上限114.97円がレジスタンスとして働いた』との指摘もあった。114.20円台まで失速したが底堅く推移した。

 

引けにかけて上昇したものの、オセアニア時間帯では114.71円からジリジリ下げて114円半ば近辺で推移している。米長期金利の動向よりも、ドルインデックス指数の動向に敏感に反応している。本日もドルインデックス指数の動向に連動しやすい。

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