★欧州市場序盤では、米長期金利が上昇に転じたことを背景に112.48円前後から112.80円台に下げ幅を縮小してもみ合いとなった。米長期金利が再び低下したことでドルが圧迫され、ドル売りが全般優勢となった。欧州市場中盤でも米長期金利の低下を背景に、ドル全面安の流れが持続し112.30円台に続落した。米長期金利の低下一服し、日経先物がプラス圏を回復したことでドルは反発した。NY時間では一時112.02円まで下落したが、売り一巡後は徐々に下値切り上げの展開となった。市場では『下サイドでは本邦長期資金の買いが観測されているとの指摘があった。NYダウが持ち直し、日経先物が90円上昇したタイミングで、米長期金利が低下幅を縮めたことから、一時112.71円付近まで上げた。FOMCで利上げを急がない方針を維持したため、早期利上げが後退し、ドル売りが継続した。その後トランプ米大統領が、近く税政策を発表するとしたことなどから、米長期金利が上昇に転じたためドル売りが和らいだ。
引けにかけては112.70円台で横ばいとなり、方向感が乏しい展開となった。ただ、112.00円近辺では長期資金などのドル買い需要の根強さを確認することができた。今後の相場では、トランプ米大統領が、近く税政策を発表するとしたことでドル売りは和らいだが、その内容が相場の材料となりそうだ。
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