★欧州市場序盤では、米長期金利が持ち直したものの、ドルの戻りは鈍く、全般的なドル安の流れを受けた。米長期金利が前日比プラス圏に転じたことを受け、ドルが持ち直し113.90円付近で推移した。欧州市場に入って、114円手前で攻防がみられたが、大台回復に失敗した。トランプ米大統領のアドバイザーであるピーター・ナバーロ氏の見解として『ドイツは著しく過小評価されたユーロを使用していると報じたことで、ユーロ/ドルが急伸し米長期金利の低下を背景にドル全面安の展開となった。トランプ米大統領が『日本と中国は(通貨)切り下げで市場を手玉に取った』と述べたことをきっかけにドル売りが活発化した。また、発表された1月米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)や1月米消費者信頼感指数がいずれも市場予想を下回ったことも売りにつながった。ただ、クロス円がロンドン・フィキシングにかけて上昇すると、ドル/円にも買い戻しが入った。その後NYダウが一時180ドル超下落すると再び弱含んだ。株価が引けにかけて下げ渋ったことや米長期金利が低下幅を縮めると値を切り上げた。
日足のロウソク足でも上値・下値切り下げとなっていることから、円高には注意!
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