FITS エコノミックレポート

ドル/円欧米市場動向:5分足 NY市場で行って来い!

 

★欧州市場朝方では、英国とEUが離脱清算金を巡る交渉で合意に近づいたとの観測を背景にポンド全面高となるほか、ドルは対円を中心に堅調地合いとなった。欧州勢本格参入後もドル堅調の流れを維持した。市場では『月末特有の実需のフローが入った』との指摘もあった。米長期金利が一時2.39%まで上昇した際にドル買いが進んだが、ユーロ/円の下落に押されて伸び悩んだ。米共和党のコリンズ上院議員が『税制法案には多くの懸念がある』と述べ、米税制法案の先行き不透明感も嫌気されドル売りが強まった。難色を示していたコーカー議員に続き、マケイン上院議員が税制改革案を支持する方針を示した。これにより、共和党上院が今週中に本会議採決を実施する可能性が一段と強まり、NYダウ高、米長期金利上昇からドルの買い戻しが強まった。

 

『トランプ政権はティラーソン国務長官を更迭、後任にポンペオCIA長官を指名する人事を検討』を受けて、警戒感が広がりドル売りが強まったが、一転して税制改革の年内の成立期待が急激に高まりドル買い・円売りが加速した。

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