FITS エコノミックレポート

ドル/円欧米市場動向:5分足 NY市場で動意付くも!

 

★欧米市場序盤では、米長期金利もやや上昇となるなか、リスク選好の回復により、112.30円付近でドルが下げ渋る展開となった。小幅な動きとなっていたが、時間外のNYダウ先物や米長期金利がプラス圏を維持するなか、底堅さを維持した。ドルは方向感の乏しい展開となった。また、欧州政治リスクへの懸念は継続しているものの、ユーロ/円は月末要因で買い戻されており、リスク回避の動きも後退した。米1月耐久財受注は内訳で強弱混在だったことで上値は抑えられた。23日安値の112.55円が目先の戻り目処として意識された。その後、全般ドル安が進んだ流れに沿って一時111.95円付近まで下押ししたが、111.91円の下抜けに失敗するとショートカバーが入った。米長期金利の上昇などを手掛かりに円売り・ドル買いが強まった。市場では『112.50円付近に観測されていたストップロスを誘発したとの指摘があり、一時112.78円まで上げた。引けにかけては112.70円前後での動きとなった。

 

トランプ大統領の就任後初の議会演説を28日に控えていることから、積極的な動きににはなりにくい展開だった。引け高のように見えるが、ストップロスを巻き込む上昇だっただけにドル反転と見るのは時期尚早と言えそうだ。トランプ大統領の議会演説が終了するまでは、どちらに振れるのか分からないので注意が必要となる。日本時間3月1日の午前11:00から円前は開始される。明日のお昼はお弁当になりそうだ。

 

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