★欧州市場序盤では、前日の逆パターンとなり、欧州株が堅調に推移するなか、円売りが優勢の展開となった。欧州株が上げ渋り、日経先物も伸び悩むなか、リスク選好回復による円売りが一巡した。米長期金利や日経先物の軟調を受けてリスク回避の円買いが続いた。米5月PPIコア指数が前月0.3%上昇となり、市場予想の0.1%上昇を上回ったことが分かるとドルの買い戻しが進んだ。一時110.21円まで上昇したものの、欧州序盤に付けた高値110.27円が目先の上値目処として意識されると伸び悩み、米長期金利が再び低下したことも嫌気された。その後、米国株の上昇に伴う円売り・ドル買いが出た。しかし、米長期金利gた再び低下に転じると、円買い・ドル売りの展開となった。
FOMC結果を控え、全般ドルは上値の重い展開が継続したが、下値も限定的となった。本日もFOMC結果を控えていることから110円を挟んだ展開が予想される。
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