★欧米市場序盤では、前日のイエレン米FRB議長議会証言を受けたドル高の流れが持続、ドルは主要通貨に対して概ね堅調地合いを維持してもみ合い商状となり、ドル/円は114円半ば付近で推移した。米長期金利が上げ渋るなか、欧州勢参入後に再開されたドル買いの流れは一巡、114.50円付近に続伸となった後、114.50円前後でのもみ合い推移となった。その後は、米国の1月消費者物価指数(CPI)や小売売上高など、米経済指標待ちムードが強まった。米1月小売売上高や1月米消費者物価指数(CPI)、2月NY連銀製造業景気指数が軒並み強い結果だったことを受けて米長期金利の上昇とともに買いが進行した。一時114.95円まで値を上げた。ただ、115.00円に設定されているまとまった規模のオプションに絡んだ売りに上値を抑えられると失速した。米長期金利が上昇幅を縮めたうえ、米1月鉱工業生産指数や2月NAHB住宅市場指数が予想より弱い内容だったことも嫌気され114.50円付近まで上げ幅を縮めた。 戻り売りが出たほか、日経先物の下落などを受けて全般円買い圧力が高まり、113.85円まで失速した。ただ、113円台後半での下値の堅さを確認されると買い戻しが進んだ。米長期金利の再上昇も相場の支援材料となった。
115.00円の上値の重さが確認される格好となった。引けにかけて下落しているものの、113円後半での底堅さも同時に確認される格好となった。アジア市場では新たな材料待ちとなり、114.00-115.00円のレンジ相場となりやすい。ただ、115.00円を上抜けするとストップロスによるドル買いが強まる可能性が高い。
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