FITS エコノミックレポート

ドル/円欧米市場動向:5分足 115円台維持できず!

 

★欧州市場序盤では、米長期金利上昇を背景に、115円台前半へ上値を伸ばした。米長期金利上昇が一服となるなか、ドル買いの動きも一巡した。今年の利上げペース加速示唆への警戒感からドル買いが先行したが、利益確定売りが優勢となった。NYダウ先物の下落や日経先物の失速が相場の重しとなり、米長期金利の低下も円買い・ドル売りを誘った。その後も、NYダウや日経先物の下落を背景にリスク回避の動きが強まり、米長期金利の低下継続も売りを促した。一時114.49円まで値を下げたものの、前日の安値114.48円が目先サポートとして意識されると徐々に下値を切り上げた。

 

欧州市場では一時115.19円まで上げたが、米長期金利が低下したこと。原油価格の急落を受けて株価が失速したうえ、クロス円の下落につれた。結局、115円台を維持できず上値の重さが意識された。FOMCなど重要イベントを控えていることもあり、上値も重いが下値も114.50円近辺で底堅いレンジ相場となっている。

 

本日は『ゴトー日』なので、仲値に向けてドル需要が高まりやすい。

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