★欧州市場序盤では、ドルは主要通貨に対してもみ合い商状となった。FRBの3月利上げの可能性は相当織り込まれていることでドルの下支えになった一方で、トランプ米政権の内政に絡む懸念(盗聴被害主張や入国禁止に関する新たな大統領令に署名)が重しになり、ドル/円は方向性が出にくい状態となった。一時113.69円まで下げたが、米長期金利を支えに買い戻しが強まった。米長期金利が上昇したことでドル買いが優勢となったが、114円台では売り圧力が強かった。米長期金利が高止まりしたことで、114.15円まで上昇した。しかし、新規材料難から様子見ムードが広がり、114円台前半での狭いレンジ取引が続いた。米1月貿易赤字が5年ぶり高水準となったこと、ロス商務長官が『ドルは強すぎない。他の通貨が過小評価されている』との見解を示したため通貨戦争懸念も浮上しドル買いが後退した。
114円台での上値の重さが確認される一方で、下値も限定的となるなど、方向性の乏しい展開に終始した。市場では新規材料待ちとなっている状況。
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