★欧州市場朝方では、新規の取引材料に乏しく112.55円を挟んだ神経質な動きが継続した。欧州株は高安まちまち、米株式先物はマイナス圏で推移し、欧米株安観測から円買い圧力が強い状態だったが、米長期金利が2.36%台で推移したことからドルは下げ渋った。米10月住宅着工件数の発表を控え、全体的に小動きとなった。NY勢の本格参入や米国の取引開始待ちの状態でもみ合い相場が続いた。米長期金利が低下幅を拡大し、日米金利差縮小を見越した売りが出た。NYダウ100ドル近くさげたことも相場の重しになった。なお、米10月住宅着工件数や米10月建設許可件数は予想より強い結果となったが、相場への影響は限定的だった。米国株式相場が再び下げ幅拡大し、米長期金利が2.37%から2.34%まで低下したことで、リスク回避の動きが一段と加速した。一時111.91円と10月16日以来の安値を付けたものの、同日安値の111.64円がサポートとして意識されると徐々に下値を切り上げた。売り一巡後は112.20円付近まで下げ渋る場面もあったが戻りは限られた。
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