★欧州市場序盤では、欧州株が全面高で推移、リスク選好回復によりドル/円は111.50円台にドルが上値を伸ばした。時間外取引のNY原油先物が反発したことや、欧州株も買いスタートしたことから、リスク選好の円売りが徐々に優勢となった。一時111.71円まで上げたものの、米長期金利の上昇が一服するとやや頭が重くなった。米5月耐久財受注や米5月シカゴ連銀全米活動指数の下振れの結果を受けて下げが進行した。売り一巡後は、NYダウの110ドル超高を支えに111.55円まで買い戻されたが、NYダウが一転してマイナス圏に沈むと売りが再開した。ユーロ/ドルの下落に伴う買いが入ったほか、米国株の持ち直しが相場の支援材料となった。20日の高値111.78円を上抜けると目先のストップロスを巻き込んで一時111.93円まで上げた。
米経済指標の下振れなど、はっきりとしたドル買い材料は見当たらないなかのドルの上昇となった。しかし、112円台回復には至らず、上値の重さを確認した。欧米市場では6月末の中間決算絡みのレパトリの動きが出ている可能性もある。
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