★欧州市場の取引では、欧米の長期金利上昇を背景に、ドルが主要通貨に対して全面安で推移した。欧州市場に入り、ユーロ/ドルが欧州勢の買いにより強含んだ影響で、ドルは下押し圧力がかかった。また、米長期金利が夕方にかけて2.64%台からやや低下したことも、ドル買いを弱めた。欧州株高やNYダウ先物のプラス圏推移でリスク回避の円買いも後退して110.70円台まで戻した。クロス円の下落に押され11.52円まで下げたが、本日安値110.49円を下抜け出来ず反発した。米1月ミシガン大消費者態度指数速報値が94.4となり、市場予想の97.0を下回ったことが分かると再び下落した。その後は、方向感が見えにくい展開で、様子見ムードが強まった。NY午後に入り米政府機関閉鎖への脅威がいくらか緩和した。政府機関閉鎖を回避すべく、トランプ米大統領と米上院のシューマー議員との会談が開催されたことや、シューマー議員が会談後の会見で米予算案協議に関し、まだ意見の相違があるとしたが、いくらかの進展があったことを明らかしたことが好感材料となった。
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