★欧州市場序盤では、前日のロンドンフィキシングで加速したドル全面安の流れは一服となったが、戻りは限定的にとどまった。欧州株が堅調に推移、NY原油先物が続伸するなか、円売り戻しが優勢となった。欧州市場中盤では、NY勢参入を控え、主要通貨に対してドル買い戻しが優勢の展開。欧米株高持続するなか、ドル/円も110.53円前後で日中高値を更新した。110.59円まで上げたが、一目均衡表雲下限の110.75円が目先レジスタンスとして意識されるとやや伸び悩んだ。米7月ISM製造業景気指数や米6月建設支出が市場予想を下回ったことが嫌気されると米長期金利が一転低下するとドル売りが加速した。ただ、110円割れ水準ではドル買いが入り110.20円付近まで反発した。米長期金利の低下が一服したほか、米国株が底堅く推移したためドル買い戻しとなった。その後は、新規材料難から様子見ムードが広がり、110円台前半でもみ合いが続いた。
NY時間帯でも110円割れトライとなったが、瞬間110円割れたものの戻りも早く110円台前半まで戻した。アジア時間・NY時間の2回目のトライとなった。現在のところは実需筋や本邦長期資金のドル買いが入っているものと思われ底堅い。しかし、現状ではドル買い材料に乏しいことから、上値も限定されている。今週は重要経済指標が多いことから、指標結果に振られる展開が予想される。
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