FITS エコノミックレポート

ドル/円欧米市場動向:5分足 重要イベント控え嵐の前の静けさ!

 

★欧州市場序盤では、アジア市場で進展したドル売り戻しの流れは一巡、ドル/円は114.50-70円付近で推移した。欧州株は小幅ながら全般的に上昇しているが、米長期金利が低下したことでドル買いは後退した。114円台半ばを割り込んだが、米利上げが確実視されていることから売りが加速する状況ではなかった。また、市場では『114円台半ばからドル買い注文が観測された』との指摘があった。その後は、米長期金利が上昇に転じたことをながめ円売り・ドル買いがじわりと強まった。一巡後は戻り売りに押されたことや、NYダウが弱含んだことも重しとなった。米長期金利の上昇に伴う円売り・ドル買いが小幅ながら出たものの、FOMCなど重要イベントを控えて方向感は出なかった。その後も米長期金利上昇に伴う買いが入り114.90円付近まで上昇する場面もあった。

 

特段売買材料もなく米長期金利の動向に左右される展開となった。引けにかけてドル高で終わっているので、アジア市場でも底堅い展開が予想される。ただ、115.00円の上値も重いことは意識された。本日もFOMCなどいくつもの重要イベントを控えていることから、方向感のある値動きにはなりにくい展開となりそうだ。

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