★欧州市場朝方の取引では、欧州株は英国株を除き堅調に取引を開始し、ドル/円は111.45円前後でもみ合い商状となった。英国とEUが精算金で合意との見方から離脱交渉ペース加速期待によるポンド買いが強まり、全般ドル売りとなったことで111.40円付近と当日安値圏で推移した。欧州市場中盤の取引では、米長期金利が上昇となったことを背景に、ドルは堅調推移となった。米7-9月期GDP改定値の発表やイエレンFRB議長の議会証言を控え、ドル買いが優勢気味となった。米長期金利の上昇に伴う買いが入ったほか、NYダウ先物の上昇も相場の支援材料となった。米7-9月期GDP改定値が予想を上回ったほか、米長期金利の上昇幅拡大やNYダウの120ドル超高も支えとなり、目先のレジスタンスとして意識されていた200日線の111.69円を上抜けしたことでストップロスを誘発した。米長期金利の上昇が一服すると上値が重くなった。ナスダック指数が1.6%超下落したことも相場の重しになった。一時200日線の111.69円付近まで下押ししたものの、サポートとして意識されると再び強含んだ。FRBが発表した米地区連銀経済報告(ベージュブック)で全米地区の経済が引き続き順調に拡大していることが明らかになったこともドル買い材料となった。
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