★欧州市場序盤では、米長期金利が伸び悩むなか、ドル/円の上昇は一服、ドルは110.17円前後から110.00円台割れに軟化。クロス円の下押しは限定的となった。米長期金利が2.13%台まで低下したことを受け、ややドル売りに振れた。ただ、欧州株が全面高、NYダウ先物がプラス圏で推移したことから、円買いが進めにくかった。米長期金利の上昇幅縮小や日経先物の下落を背景に切り下がる展開となった。ADP全米雇用報告で政府部門を除く非農業部門雇用者数が前月比23万7000人増となり、市場予想の18万5000人程度増を上回ったことが分かると、米長期金利の上昇とともに全般ドル買いが先行した。その後、米4-6月期米国内総生産(GDP)改定値が前期比年率3.0%増となり、市場予想の2.7%増を上回ったことも円売り・ドル買いを促し、一時110.43円まで上値を伸ばした。 ドル買い一巡後は、利食いに押された。米長期金利が上昇幅を縮めたことも相場の重しとなった。その後はもみ合い商状となったものの、米国株高を手掛かりに円売り・ドル買いが小幅ながら出た。
260日線が110.598円に位置しており、レジスタンスとして意識されやすい。ただ、260日線を上抜けると上値追いの動きになりやすい。
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