★欧市場序盤では、フランス大統領選で予想通りマクロン候補が勝利したことを受け、先週後半に急速に強まったリスクオンの動きに対する利益確定が強まった。欧州中盤では先週後半に強まったリスクオンに対する反動騰勢の動きが継続した。株価の下落が一服すると112.60円付近まで下げ渋った。米長期金利が上昇に転じたことをながめ円売り・ドル買いがじわりと強まった。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時99.013まで上昇した。米FRB高官のタカ派寄りの発言や、FRBが発表した労働市場情勢指数の強い結果などを受け、米長期金利が上昇幅を拡大したことを背景に、ドルは堅調推移した。米長期金利がさらに上昇したことを受けて円売り・ドル買いが進行した。また、NYダウの持ち直しに伴う買いも入り上昇が持続した。週明け早朝高値の113.13円を上抜けてストップロスを巻き込み、引けにかけて続伸した。
リスク要因だった仏大統領選も大方の見通しとおりマクロン候補が勝利したことや、北朝鮮による地政学リスクも一服している。また、米6月FOMCで利上げが実施されるとの思惑が強まっていることことも、米長期金利の上昇によりドル買いが強まった。ただ、注意点は上海総合指数が5日続落となっており、年初来安値を更新している。
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