★欧州市場序盤では、新規材料難のなかでドルの動意乏しく、主要通貨に対して概ね前日NY市場終値付近でもみ合い商状となった。欧州株や米長期金利が伸び悩むにつれ、113.30円台から113.10円台に再軟化となったが、値幅は限定的だった。欧州市場中盤では、NY勢参入を控え、小動きとなったがドルの戻り鈍く、113.20円前後でもみ合い推移となった。米長期金利の低下をきっかけに円買い・ドル売りが先行した。ムニューチン米財務長官が『長期間低金利である可能性』と述べたことも相場の重しとなりドルは失速した。さらに、同長官が『ドル高には一定の問題がある』との発言も材料視された。米長期金利の低下や米国株の失速を手掛かりにに円買いが強まり、一時112.52円まで下げたが、米国株が下げ止まったこともありショートカバーが入りやや下げ幅を縮小した。また、米長期金利が低下幅を縮めたことなどをながめ円売り・ドル買いがじわりと強まったが上値は重かった。
新規材料難だっただけに、ムニューチン米財務長官の発言に市場は必要以上に反応したものと思われれる。引けにかけては112.65円前後での動きとなっており、アジア市場で実需筋などの動きが焦点となる。
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