★欧州市場の朝方では、ドルは主要通貨に対して概ね前日比小幅安水準でもみ合い商状となった。欧州主要株価指数は小幅反発して取引を開始した。欧州勢本格参入後、目だった動きは見られず、113.80円前後でもみ合う展開だった。米長期金利が2.30%台に低下し、ドル売りに振れた。欧州市場でも、トランプ政権の税制改革に遅れが生じる可能性に関する報道に対する反応が、徐々に広がってきた。米長期金利が低下したことや、ポンド/円を中心に欧州通貨のクロス円が売られたことにつれた面もあった。NYダウ先物や日経先物の下落などをながめ円買い・ドル売りが先行した。米長期金利の低下に伴う売りも出て一時113.37円と日通し安値を付けた。日経先物が売り一服となったこともあり、113円台半ばまで下げ渋った。その後も、NYダウや日経先物が下げ幅を縮小したことでドルに買い戻しが入った。米長期金利が上昇に転じたことで円売り・ドル買いがじわりと強まった。日経先物が持ち直したことも相場の支援材料となった。
米上院が9日に税制改革案を公表することを明らかにしたほか、ムニューシン米財務長官が年内の税制改革成立を目標としていることを再表明すると、期待感からドル買いが再燃した。
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