FITS エコノミックレポート

ドル/円欧米市場動向:5分足 米国株失速でリスク回避!

 

★欧州市場朝方の取引では、ドルは主要通貨に対してやや反発となったが、ドルの戻りは限定的だった。ユーロ/円の下落につれたほか、米長期金利が低下した影響受け、戻りの鈍い展開となった。下げ一巡後は110.70円処での攻めぎ合いが観測され、方向感失う動きでNY勢待ちの様相となった。NY先物が大幅高となる一方、米長期金利が下落し、ドル/円は小動きとなった。ユーロは、ドイツの大連立政権樹立に向けた協議開始に不透明感浮上や、来週のECB理事会でガイダンス変更はないとの見方からユーロ売りが強まった。110.70円前後でもみ合いが続いていたが、NYダウの280ドル超高を支えに110.88円付近まで上げた。しかし、朝方300ドル近く上昇したNYダウが失速し、マイナス圏まで下落すると、リスク回避のドル売り・円買いが優勢となった。

 

予想を下回った米1月NY連銀製造業景気指数や米国株式相場の史上最高値からの急反落を警戒したドル売り・円買いに拍車がかかった。

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