FITS エコノミックレポート

ドル/円欧米市場動向:5分足 米上院共和党減税案に失望で失速!

 

★欧州市場の朝方は、ドルの戻り鈍く113.50円前後でドル軟調の流れが持続するなか、ドルは主要通貨に対して弱含む展開となった。欧州序盤では、円買いが全般優勢となるなか、クロス円が全面安商状となったことの影響からドル/円以外ではドルが持ち直した。東京市場同様、113円台半ばで押し目買いが観測されたが、徐々に押される展開になった。欧州株は小幅ながら全面安、米長期金利も低下したことでリスク回避の円買いとなった。対ユーロでドル売りが強まったほか、日経先物が下落したことが嫌気されドル売りが強まった。日経平均先物が下げ幅を縮小すると113.50円台まで下値を切り上げた。しかし、その後は日経平均先物が再び安値圏まで下げたことで113.40円付近まで売りに押されるなど、株価動向に振らされる神経質な値動きとなった。『米上院共和党案では法人税減税の実施を2019年に先延ばしする』と伝わると、NYダウが190ドル超下落し、日経先物も460円下げたため円買い・ドル売りが優勢となった。

 

本日は『ゴトー日』となることから、仲値決定まではドル需要が強まる可能性があるが、決定後の動きには注意が必要となる。

カテゴリー: ホットニュース

カテゴリー

カレンダー

5月 2024
« 1月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ページの先頭へ