★欧州市場序盤では、英国のメイ首相辞任の噂やドイツBDI(産業連盟)がブレグジット交渉の進展度合いに懸念をしめしたことを受け、ポンド売りが活発化した。ドル/円は112.60円台で推移した。欧州株は小幅高安まちまち、米長期金利が2.33%台から2.32%台に低下したことで、ドル売り優勢の展開となった。米8月貿易収支と前週分の米新規失業保険申請件数が予想より良好な内容となったことが相場の下支え要因となった。ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁やウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁などからタカ派的な発言が相次いだことを受けて、米長期金利の上昇とともに買い戻しが強まった。また、米8月製造業新規受注が予想より強い結果となったことも下支えした。米国株が史上最高値を更新したことや米長期金利の上昇に伴い買いが強まった。米長期金利上昇をながめ全般ドル買いが進んだ流れに沿った。
ドル/円は欧州市場からNY市場にかけて行って来いの相場展開となったが、113.00円を目前にして上値が重くなる展開には変化がない。本日の米9月雇用統計を控えてアジア時間帯では様子ムードが広がる可能性が高く112円台後半での狭いレンジ内での動きが想定される。
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