FITS エコノミックレポート

ドル/円欧米市場動向:5分足 材料難から行って来い相場!

 

★欧州市場朝方では、米長期金利上昇を背景に、ドルは主要通貨に対して底堅く取引され113.60円前後で推移した。日経先物が170円安に続落するなか、ドルは戻り売りに押されて再軟化した。英9月鉱工業や9月貿易収支が予想以上に堅調だった。さらにオーストリア中銀総裁が『ECBは、資産買入れ終了の意図を示すべきだった』との発言を受け、ポンド/ドル・ユーロ/ドルが買われた流れでドル/円でもドル売りとなった。しかし、手掛かり材料に乏しいなか、113.40円を挟んでもみ合いとなった。NY勢の本格参入待ちの状態となった。NYダウや日経先物の下落を受けて円買い・ドル売りが先行した。11月米消費者態度指数(ミシガン大調べ)速報値が予想を下回ったことも相場の重しとなった。前日安値113.07円が目先サポートとして意識されると買い戻しが優勢になった。米長期金利の上昇に伴う円売り・ドル買いも出た。

 

ドル/円は、結局行って来い相場となり、欧州時間帯で推移していたレベルでNYは引けた。

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