FITS エコノミックレポート

ドル/円欧米市場動向:5分足 感謝祭明けで小幅な展開!

 

★欧州市場朝方の取引では、ドルは主要通貨に対して全般もみ合い商状となったが、ドル上値は依然重く、111.43円付近でドルが伸び悩む展開となった。欧州株式市場はまちまちで方向感は出ておらず、仕掛けづらい。一方、NYダウ先物のプラス圏推移した反面、米長期金利は伸び悩み、積極的なドル買いが手控えられた。欧州中盤では、欧州通貨の上昇も一巡、為替全般もみ合い商状となるなか、111.40-45円前後で小幅な値動きとなった。感謝祭翌日の米株式・債券市場が短縮取引となるため、市場参加者が少なく飽きないは低調だった。マークイットが発表した米国の11月製造業PMI速報値は53.8となり、市場上昇予想に反して、10月54.6から低下した。また、サービス業PMI速報値も54.7となり、市場上昇予想に反して、10月55.3から低下し、7月来で最低となった。総合PMI速報値は54.6と、10月55.2から低下し7月来で最低となった。
ただ、111.40円前後でもみ合いとなった。Nyダウや日経先物の上昇に伴う買いが入った。感謝祭明けの米国株式市場は短縮取引だったが、111.60円前後の高値圏でもみ合いとなった。大きな動きにはならなかったが、米株の上昇が小幅にとどまったことなどを眺めて上値は重かった。

一時111.62円と日通し高値を付けたものの、買い一巡後は若干伸び悩んだ。市場では『10月16日の安値111.65円や200日線の111.72円がレジスタンスとして意識された』との指摘があった。

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