★欧州市場朝方の取引では、ドルは主要通貨に対して反発地合いを維持してもみ合い商状。欧州株は概ね小幅反発して取引開始した。NYダウ先物と米長期金利が伸び悩む中、ドルは戻り売りにやや押された。米長期金利が再び低下するにつれ、111円台半ばまで上値を切り下げた。ECB理事会議事録で『2018年初旬からガイダンスの段階的な変更を検討する可能性』との見解が示されると、ユーロ絡みの取引が中心となり方向感が出なかった。米12月卸売物価指数(PPI)や前週分の米新規失業保険申請件数が予想より弱い内容となったことを受けて111.40円付近まで下押しした。米財務省が実施した30年債が順調だったことで、10年債金利が2.54%台から2.53%台に低下したことでドル売りが強まった。
日銀の量的緩和縮小への思惑後退によるドル買い・円売りが一服し、弱い米経済指標を受け、ドルの上値が重くなった。その後の米30年債入札が順調だったことで10年債利回りが低下したことを受け、ドル売りが強まった。ただ、111.00円割れとならなかったことは注目点となる。
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