★欧州市場序盤では、欧州主要株が続伸、米長期金利が上昇となるなか、一時110.93円前後にドルが続伸したが、一巡するとユーロ絡みの取引が中心となり方向感が出なかった。米長期金利の上昇や欧州株高、NYダウ先物の上昇でドル買い・円売りに振れやすい地合いとなったが、利益確定売りなどで上値が押さえられた。米7月住宅着工件数/建設許可件数が予想を下回ったことで一時110.70円付近まで下げたものの、下押しは限定的だった。111.00円水準の上値抵抗根強く、FOMC議事録要旨の公表を控えて、米長期金利が小幅低下となるなか、ドルが上昇幅を縮小した。トランプ米大統領が助言組織『製造評議会』と『戦略・政策フォーラム』を解散すると伝わると、米長期金利の低下とともに円買い・ドル売りが広がった。また、FOMC議事要旨で『当局者はインフレ鈍化を懸念』『物価動向の注視で一致』との見解が示されたこともドル売りを促し、一時110.00円近辺まで下げた。
水星逆行の影響も出てきているような方向感の乏しい動きのなかで、値動きだけが大きくなってきている。欧米市場では、改めて111.00円水準の上値抵抗の根強さが意識される展開となった。一方で、下値では110.00円近辺では根強いドル買いも入るなど、1円内でのレンジ相場となっている。
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