★欧州市場序盤では、7月のドイツ各州のCPIが概ね堅調な結果となったことを受け、ユーロ/円などの上昇につれてドル/円も下値を切り上げた。欧州株が全面安で推移したが、英独米の長期金利が上昇にドルが下支えされ、ドル/円は111.25円前後で小幅な値動きながらドルが底堅さを維持した。米4-6月期米国内総生産(GDP)速報値は予想通りの結果となったが、同時に発表された4-6月期米雇用コスト指数が前期比0.5%上昇と予想の0.6%上昇をわずかながら下回ったことで米長期金利が低下に転じ、つれる形で売りが強まった。一時110.84円と本日安値を更新。もっとも、前日安値の110.78円が目先のサポートとして意識されると押し目買いが入り111円台を回復した。米長期金利の低下などが相場の重しとなった。また、米7月消費者態度指数(ミシガン大調べ、確報値)は93.4となり、市場予想の93.1を上回ったものの、相場の反応は限られた。メディアが、北朝鮮ミサイルと見られる飛しょう体発射したと報じたため、警戒感が広がった。その後も北朝鮮を巡る地学リスクが警戒されるなか、円買い・ドル売りが進行した。
NY市場では上値の重い展開で推移した。北朝鮮が再び挑発行動に動いたことから、今後のトランプ米大統領の言動で地政学リスクが高まる可能性もある。
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