★欧州市場朝方の取引では、111円台前半の上値抵抗根強く、前日比ほぼ横ばいの110.95円前後でもみ合い推移した。米長期金利が低下幅を広げたことを背景に、ドルが下落した。その後も黒田日銀総裁の発言でドルを買った向きが反対売買を迫られる形で下げが継続した。午前に付けた安値110.54円を下抜けすると、目先のストップロスを誘発して下げ幅を拡大した。日経先物の下落などを手掛かりに円買い・ドル売りが継続した。円買いの動きが一巡すると、全般的にドル売りが優勢となり、ドル/円の戻りは鈍く110.50円近辺でもみ合いとなった。米1月リッチモンド連銀製造業景気指数が市場予想を下回ったことで、全般ドル売りが強まった。売り一巡後はやや下値を切り上げた。なお、グッドフレンド次期FRB理事は『インフレは緩やかに上昇』『インフレは1年程度で目標の2%に達する見通し』などと述べたが、相場の反応は限定的だった。NY時間午後に入り、新規材料難のなか次第に値動きが細った。
市場予想を下回った米国の1月リッチモンド連銀製造業指数や米国政府が本格的に貿易規制に踏み切ったため保護主義貿易への警戒感が強まり、ドル売りに拍車がかかった。
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