★欧州市場序盤では、前日欧米市場の流れを引き継いで、ドルは主要通貨に対して一段高となった。米長期金利が上昇するなか、ドル全面高の流れが再開した。その後、米長期金利の上昇が一服するなか、ドル買いの動きも一巡、ドルは高値圏からやや軟化した。米8月耐久財受注額(季節調整済みで半導体は除く)が前月比1.7%増となり、市場予想の前月比1.0%増を上回ったことも相場の支援材料となり、一時113.25円と7月14日以来の高値を付けた。なお、変動の大きい輸送関連を除いた受注額は前月比0.2%増となり、市場予想通りの結果となった。 株価の失速や米長期金利の上昇が一服したことを受けて持ち高調整売りに押された。共和とによる税制改革案の正式発表でドル買いが再燃した。しかし、関係筋が税制改革案を明らかにすると材料出尽くしとなった。また、減税の遡及措置に振れなかったことが失望につながりドル売りとなった。一時112.38円付近まで売られたものの、売り一巡後は米長期金利が上昇したことで下値を切り上げる展開となった。新規材料難のなか、NY時間午後に入り値動きが細った。
NY市場では値動きの荒い展開となった。税制改革案については事前に伝わっていたことから、材料出尽くしの展開となった。テクニカル的には再び200日線を上抜けしてきたことで、上昇基調が持続していることになる。
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