★欧州市場序盤では、米長期金利が持ち直すなか、ユーロ/ドルが続落に主導されてドルが主要通貨に対して堅調推移となった。ドルが欧州通貨を中心に全面高で推移するなか、112円台前半にドルが反発とあんったが、ポンド/円の急落にも影響され、クロス円は軟調に推移した。欧州主要株価指数が反発、日経先物も堅調推移するなか、リスク回避の円買いは後退し、ドルが上値を伸ばした。欧州市場では上値・下値切り上げる理想的な上昇トレンドとなった。米12月貿易収支の赤字額が市場予想を下回ったことでドルが強含みとなったが、影響は限定的で高値圏でのもみ合いとなった。米12月JOLT求人数が予想を下回ったことで、米長期金利が低下に転じたことを受けて上値を切り下げる展開となった。米長期きんりの急低下を受けて売りが進み、111.80円台まで弱含んだ。米長期金利の低下が一服すると112円台を回復するなど買い戻しが進んだ。
欧米市場では、112.50円台では上値の重い展開となったことは、本日の相場にも影響しそうである。また、引けにかけてV字上昇となり、ある意味底堅さも窺える展開となった。
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