★欧州市場序盤では、持ち高調整の動きにより、ドルは主要通貨に対してやや反発。ただ、ドル/円は米長期金利の低下や、クロス円の戻り売りに押されてドルが上げ渋り、112,60円付近でもみ合いが継続した。欧州株式市場の主要指数が下げに転じているが、ユーロ/ドルが反発気味で、ユーロ/円の底堅い値動きがドル/円にも波及した。欧州株やシカゴ日経先物が一時失速したほか、米長期金利の低下幅拡大が重しとなり、円買いが優勢となった。米長期金利の低下などをながめ円買い・ドル売りが先行した。米7月NY製造業景況指数は予想を下回ったが、相場の反応は限られた。ドル売り一巡後はクロス円の上昇や米長期金利の低下幅縮小につれる形で反発した。市場では『ロンドンフィキシングに向けて円売り・ドル買いが観測された』との指摘があった。ロンドンフィキシングが通過すると伸び悩んだ。その後も、米長期金利の低下などをながめ円買い・ドル売りがじわりと強まった。
ロンドンフィキシングに絡んだドル/円の上昇があったものの、上値の重さを確認することとなった。アジア市場では材料待ちの様相となりそうだ。
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