★欧州市場朝方の取引では、21日線が位置する112.75円前後に上値を抵抗されながらも112.60円台でもみ合い推移した。欧州株式市場は寄付きから全面安の展開となったほか、NYダウ先物もマイナス圏で推移し、米長期金利が一時2.38%まで低下し、ドル売りに振れた。欧州市場中盤では、米上院の税制改革法案採決の結果に市場の注目が集まるなか、ドルは持ち高調整を中心にした動きから不安定にもみ合う展開になった。NYダウ先物が4ドル安と下げ幅を縮小し、米長期金利も上昇となり、リスク選好の円安を支援した。共和党のロン・ジョンソン上院議員が税制改革法案を支持との報道が伝わると、法案成立への期待感からドル買いが強まった。トランプ政権とロシアをめぐる一連の疑惑で、フリン前大統領補佐官は『ロシア接触をトランプ大統領に指示されたと答弁へ』と伝わった。ダウ平均が一時350ドル超下落したほか、日経平均先物が410円下げたためリスク回避的な円買い・ドル売りが優勢となった。
しかし、共和党のマコネル米上院院内総務が『米税制改革法案可決に必要な共和党票を確保』と述べたと伝わると、米税制改革法案可決への期待から買い戻しが入り下げ渋った。 NY午後になり週末で市場参加者が減少するなか、方向感の欠いた動きになった。
12月3日から水星逆行が始まるが、そろそろ影響を受け始めているようで、突然の下落など突発的な動きとなった。この時期はボラティリティが高まる反面トレンドが出にくいので注意が必要なる。
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