★欧州市場序盤では、アジア市場での流れを引き継ぎ、株高・長期金利上昇を背景に、リスク選好回復の流れが加速した。欧州株式市場はほぼ全面高となっているほか、NYダウ先物はプラス圏で推移し、リスク回避後退による円売りが優勢となった。その後も、ポンド/円などクロス円が全般に買われた流れに沿った。米長期金利の上昇などを眺め円売り・ドル買いが先行し、一時109.99円まで値を上げた。NYダウが高く始まったことをきっかけに110.00円を上抜けたが、110.00円台では利食い売りも出て押し戻された。米長期金利の上昇を手掛かりに円売り・ドル買いが進行し、110.20円付近まで上げた。一旦下落調整後、米長期金利の上昇幅拡大がドル買いを誘ったほか、NYダウや日経先物の上昇も支えに、クロス円の上昇につれ110.00円を上抜けた。
上げ下げを繰り返しながらも、上値・下値を切り上げる上昇基調となった。節目に110.00円台では一旦上値が重くなったものの、米長期金利上昇を支えに110.00円を上抜けなるなど、全般円が売られる展開となった。先週まで漂っていたリスク回避の動きが一旦は払拭された反動とみられる。ただ、国連安保理による北朝鮮制裁決議が採決されたことで、決議内容に対して北朝鮮の挑発行為が起こると再び地政学リスク回避の円買いに傾きやすい。
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