★欧州市場序盤では、欧州勢が売りで参入したことに伴い、ドル安圧力が持続し一時110.09円前後までドル安が進む場面があり110円割れ攻防となった。株価や米長期金利が下げ渋ると110.30円付近で推移した。その後、米長期金利が再び低下するなどを手掛かりに全般ドル売りが進行し、110.07円近辺まで再下落した。原油価格が再下落したことで資源国通貨が売られる一方で、ドルが買われる展開となった。110.15円前後でもみ合いが続いていたが、米長期金利低下幅縮小を支えにショートカバーが入った。また、NYダウが180ドル超安から下げ渋ったことで110.40円台付近まで切り返す展開となった。米国株が底堅く推移したほか、日経先物が170円上昇したことで円売り・ドル買いがじわりと強まった。前週末安値の110.62円近辺では戻り売りなどが出たため戻りは限定的だった。
特段の材料があったわけではなく、株価や米長期金利に振れる展開となった。110円割れせず引けにかけては高く終わっていることから、リスク回避の動きはやや後退している。本日は日本株も3月決算配当における権利取り最終日となることから、底堅く推移する可能性が高い。日本株高となれば、一旦は上値試しの動きにつながる可能性もある。
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