★欧州市場序盤では、先週末の米雇用統計発表を受けたドル売りは一服、ドルは主要通貨に対して概ね前週末比小幅高でもみ合い推移となった。ドイツとスイスが休場のため、ドルは全般見い合い商状が継続した。米長期金利が小幅に上昇したことで、ドルは底堅く値動きが継続した。ユーロ/ドルの下落や米長期金利の上昇を支えに110.63円近辺まで小幅に上げた。米長期金利が2.18%台に上昇したこともあり、ドル買い戻しもみられ110.69円まで上昇したが、その後、米5月ISM非製造業景況指数の下振れや、4月製造業受注の減少、4月耐久財受注改定値の下方修正を受けて、ドル売りが優勢となった。その後は、新規材料難のなか、NY時間午後に入り次第に値動きが細った。また、対オセアニア通貨中心にドル売りが進んだ影響を受けて一時100.37円付近まで下げたものの、下押しは限定的だった。
週後半にリスクイベントが控えていることから、積極的な売買は見送られた。そのため、110.50円を挟んだレンジ内での方向感を欠いた展開となった。本日も特段材料なないことから、引き続き110円半ば前後の動きになる可能性が高い。
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