★欧州市場朝方では、米長期金利の上昇を背景に、113.87円前後で推移。欧州主要株も堅調に取引開始した。また日経先物も40円高にやや反発した。ドイツの7-9月国内総生産(GDP)が予想を上回る伸びとなり、ユーロ/円が上昇し、ドル/円も連れ高となった。一時113.91円と本日高値を付けたが、一目均衡表転換線の113.91円が目先レジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。また、日経先物が下落に転じたほか、米長期金利が低下したことも重しとなった。米長期金利の低下をながめ円買い・ドル売りが継続した。米10月卸売物価指数(PPI)が予想を上回ると米長期金利の低下一服に伴って113.60円付近まで下げ渋った。しかし、米長期金利がその後に再び低下したため、113.30円付近まで下げた。その後は一時113.57円付近まで上げたものの、戻りは限定的だった。ポスティック米アトランタ連銀総裁は『今後2年ほどは段階的な利上げが適切』などと述べたが、目だった反応は見られなかった。
欧米市場では、全般ユーロ高・ドル安・円安という流れたとなった。本日は『ゴトー日』にあたるため、午前10時の仲値決めまでは底堅い展開が予想される、そのため、仲値決め後の変動には注意が必要となる。
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