★欧州市場朝方の取引では、前日の欧米市場の流れを引き継いで、ドルが全面安の流れが持続した。北朝鮮半島の地政学リスクなどを材料に、ドルが反落に転じた。ドル売り一巡後は米長期金利が上昇したことも支えとなり、アジア時間から売られた反動から買い戻しが入った。欧州市場中盤では、NYダウ先物が堅調推移、米長期金利上昇となる中、ドル安は一服した。欧州株が大方下落も、米長期金利が2.44%近くまで上昇したことで、ドルの買い戻しが目立った。その後は、NY勢の本格参入や米国株の取引時間開始待ちの状態となりもみ合い商状となった。米12月シカゴ購買部協会景気指数は予想より強い結果となったが、112.85円付近で方向感の乏しい動きとなった。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスが一時92.598まで低下したことで全般ドル売りが進んだ。NY時間午後に入ると商いが細り、こう着相場となった。
欧州中央銀行(ECB)は月報で、ユーロ圏の景気拡大が広範にわたり堅調であるとの見方を示したため域内の金利先行感を受けたユーロ買いが強まった。
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