FITS エコノミックレポート

ドル/円欧米市場動向:5分足 ドル買い戻し優勢に!

 

★欧州市場序盤では、独長期金利や米長期金利がの上昇を背景にユーロ/円が上値を伸ばしたことにつれて、ドル/円も再上昇した。米朝期金利が上昇は幅を広げるにつれて、ドルが続伸し日中高値を更新した。欧州株や日経先物の上昇も支えにアジア時間高値を上抜け一時111.46円まで強含んだ。時間外NYダウ110ドル超上昇し、日経先物が2万円台を回復するとリスク選好の動きが強まった。米7月リッチモンド連銀製造業景気指数や米7月消費者信頼感指数が市場予想を上回る結果となり、米長期金利が上昇幅を広げると買いが強まった。米長期金利の上昇に伴う買いが入り日通し高値を付けたものの、200日線が位置する111.97円がレジスタンスとして意識され伸び悩んだ。『米上院共和党はオバマケアを廃止もしくは代替する法案を審議するかどうかを巡り採決を開始した』と伝わると、円売り・ドル買いで反応した。

 

200日線レジスタンスとして意識され111円台後半で足踏みとなっている。日本時間明日の早朝にFOMCの結果を控えて積極的な売買は手控えられやすい。ただ、思惑的な仕掛けが入りやすいので、注意は必要となりそうだ。オバマケアを廃止もしくは代替する法案を審議するかどうかを巡る採決を開始しただけで、ドル買いにつながったのは意外だった。

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