★欧州市場序盤では、ドルが主要通貨に対して堅調。ドル/円の下値は堅く、111.30円台と日中高値圏で推移した。欧州市場中盤では、NY勢の参入を控え、ドル主要通貨に対してもみ合い商状となった。対ユーロでドル安が進んだうえ、ポンド/円などクロス円が失速した影響から111.20円付近まで売りに押された。米長期金利の上昇などを手掛かりに円売り・ドル買いが進んだ。NYダウ80ドル近い上昇や米長期金利の上昇幅拡大を支えに7月27日以来の高値を更新した。カーニー英中銀が講演で『BOEの利上げは限定的かつ緩やかになるだろう』『見通しは著しいリスクがある』と述べたことをきっかけに全般ポンド売りが優勢となった。一時111.66円の高値を付けたものの、買い一巡後はやや上値を切り下げた。米長期金利が上昇幅を縮めたことなどが相場の重しとなった。
欧米市場では、ドル/円は堅調推移となった。日足でも260日線の110.97円を上抜けした時点から上昇に勢いがついた。ただ、%K:94.37、%D:89.81と過熱感が出ていることから、短期的な調整下落となる可能性がある。また、上値では200日線の112.24円が位置しており、ストキャスティクスの過熱感から上値抵抗ラインとなりやすい。
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