★欧州市場朝方の取引では、コンスタンシオECB副総裁が『ECBのフォワードガイダンス変更は差し迫っていない』『ユーロがファンダメンタルズを反映しないならば懸念』などと述べるとユーロ売りが強まった。一方、ドル/円は伸び悩んだ。110.80円台でもみ合う展開となった。ユーロ/ドルの軟調地合いが続きドルがやや押し上げられた。その後、ユーロ圏の12月消費者物価指数(CPI)改定値は予想と速報値に一致。底堅い内容と市場に受け止められ、ユーロ/ドルが持ち直したことから、ドルに下押し圧力がかかった。NYダウ先物が100ドル超高を好感して、ドルがやや押し上げられた。米12月鉱工業生産指数、設備稼働率の上振れ後も110.80円処の戻り売りに押され上値が重い展開となった。NYダウが一時190ドル超上昇したことで円売り・ドル買いがじわりと強まった。全般ドル安が進んだ影響を受け下落基調となった。 FRBが公表した地区連銀経済報告(ベージュブック) で全米地区で緩やかないし緩慢な経済成長が確認され、3月の追加利上げが一層確実視されたほか、エバンス米シカゴ連銀総裁やカプラン米ダラス連銀総裁のタカ派発言で、米債利回りが上昇したことで、ドル買いが加速した。
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