★欧州市場序盤では、米長期金利が持ち直したことにつれ、ドルは主要国通貨に対して下げ幅縮小、ドル/円は113円台半ばで推移した。米長期金利が再上昇となったことに下支えされ、ドル/円は113.50-55円前後で下げ渋る展開となった。24時にイエレン米FRB議長による議会証言が注目されており、積極的なドル買いは手控えられた。113.40円付近でのもみ合いが続いていたが、イエレン米FRB議長の議会証言を前に思惑的な買いが入った。イエレンFRB議長が『経済が軌道を維持すればさらなる調整必要も』『引き締めを待ちすぎるのは賢明ではない』『(3月を含め)今後数回の会合で利上げすることは適切』と述べると米長期金利の急上昇とともに一時114.22円まで急速に値を上げた。 イエレン米FRB議長の発言が、市場の予想よりタカ派的な内容だったことから、米著期金利の上昇とともにドル買いが広がった。
昨日はフリン米大統領補佐官の辞任報道から、ドルの上値が非常に重い展開となった。しかし、イエレン米FRB議長のタカ派発言で、ロケットが発射されたようなドル高となった。ただ、引けにかけてはドル高もダレル展開となっており、直ぐに115.00円を目指すような展開にはなっていない。次の材料待ちとなりそうだ。週末にかけて、114.00円と115.00円のオプションのまとまった期日が続くことから、思惑的な投機筋の動きには注意が必要となる。
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