★欧州市場序盤では、トランプ次期大統領の会見を受けた、米長期金利低下とドル全面安の流れが進展した。欧州主要株価指数がほぼ全面安で推移するひか、114円台を割り込んだ。欧州勢参入後、米長期金利が低下幅を拡大し、ドル全面安となった。ドル売りが一巡するとショートカバーで114円台を一時回復した。その後も米長気金利が低下幅を縮小するなか、ドルは持ち直した。米新規失業保険申請件数が予想より強かったことが支えとなり、114円割れの水準では買いが入った。NY市場に入り113.90円台では利益確定の買い戻しが優勢となり114.50円台へ反発した。ただ、114円台後半からは戻り売り観測もあり、114.50円台からは伸び悩んだ。NYダウが大幅安となったことや日経先物下落も嫌気され114円を割り込んだ。NYダウや日経先物が下げ幅を縮めたことで円売り・ドル買いがジワリと強まった。米30年債入札後に米長期金利が低下幅を縮小したこともドルの下支えとなった。
引け際に114円台後半まで回復傾向となり、トランプ会見ショックが一旦は一巡した可能性もあるが、20日には大統領就任式があり油断は出来ない。AM7:17 時点では114.60円台とやや円高傾向でスタートした。それにしても、何度も114円割れとなったが、押し目買いや利益確定の買い戻しなどで、直ぐに114円台回復となるなど底堅い展開とも言える。
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