★欧州市場序盤では、欧州株が下げ幅を拡大、英独の長期金利も一段と低下となるなか、外為市場ではドル/スイスやユーロ/ドルを中心にドルが全面安商状となった。米長期金利が2.10%台を割り込み、2.08%台まで低下し、今年最低水準をつけていることでドル売りが強まった。米長期金利が下げ渋るにつれ、108.50円台にドルは下げ幅を縮小するなど、やや不安定な値動きとなった。108.45円前後でのもみ合いが続いていたが、仕掛け的な売りが持ち込まれるとアジア時間安値の108.33円を下抜けた。一時108.26円と4月17日以来の安値を付けた。ただ、同日安値の108.13円が目先の下値目処として意識されると、株安や米金利低下も一服したことで108.60円台まで反発した。 NY序盤では、米国株が下げ幅縮小、米長期金利もやや持ち直したことを背景に、ドル買い戻しの動きが優勢となった。130ドル超下落して始まったNYダウが前日終値付近まで買い戻されたことを受けて円売り・ドル買いが強まった。米8月消費者信頼感指数が予想を上回ったことも支えとなった。米国株や日経先物の上昇を背景に、投資家のリスク回避姿勢が和らぎ円売り・ドル買いが優勢となった。
NY市場では、北朝鮮のミサイル発射による地政学リスクが和らぎドル買い・円売りが優勢となった。ただ、110円台手前で上値が重くなるなど、基本的にはレンジ相場となっている。水星逆行期は、大きく動くもののトレンド相場となりにくいと言われているが、ここ数日間の動きはそのものの動きとなっている。水星逆行は9月5日まで続くので、暫くはトレンドの同様の動きとなりやすい。レンジ内での短期売買戦略が良さそうだ。
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