FITS エコノミックレポート

ドル/円月足ではもみ合い相場!

 

★ドル/円は日々上下に激しく動いているが月足でみるともみ合い相場商状となっている。17カ月線(赤線)が下値支持ラインとなり、34カ月線(青線)が上値抵抗ラインとなっている。各移動平均線を上抜け・下抜けする場面もあるが、実体ではこの移動平均線内に収まっている。

現在17カ月線は109.46円、34カ月線は114.28円に位置している。

 

また、17カ月線は僅かに上昇してきている一方で、34カ月線は僅かに下落している。徐々にレンジ幅が縮小していることを意味している。

 

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%Kと%Dは今年に入ってから真横を向いており、まったくトレンドがない状態となっている。

 

フォーメーションでは、上昇フラッグに近い形となっていることから、34カ月線を上抜けるような強い上昇基調となると、再び120円台に向けての動きとなりやすい。一方で、2017年1月に17カ月線と34カ月線がデッドクロスしていることから、17カ月線を下抜けてくると再び下落基調が強まる可能性も残されてきている。

 

もみ合い相場が長ければ長いほど上抜け・下抜けした時には大きな動きとなりやすいので、抜けた方へ順張り戦略が良い。

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