★ドル/円では90日線(青線)が一つの目安となる。上下動を経ながら90日線を維持している間は、ドル高期著となりやすく押し目買いのチャンスとなる。一方で、基準線を下抜けしてしまうと、戻り売りとなりやすい。2月7日に111.57円まで下落した際や、2月17日に112.58円まで下落した際もこの90日線を下抜けすることがなかった。
イレギュラーとして、米大統領選でトランプ大統領が当選した際は、一旦90日線を下抜けたが同日に回復した。
上値では、45日線(紫線)が1月19-20日、1月27日、2月15日と上値を抑えており、強いレジスタンスとなっている。現在45日線は114.71円に位置しているものの、下落基調となっていることから徐々に上値の重い展開となりやすい。ただ、75日線(緑線)や90日線が上向きを維持していることから、早々に45日線を上抜けすると上値追いの円安になりやすい。5日線(赤線)の113.40円を上抜けしてきていることから、戻り基調にあると言える。
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