★トランプ大統領による入国制限に対する反発は大きく、米政治リスクが台頭した。また、トランプ大統領が『過去に円安・ドル高誘導を何年も行っていた』と発言したことから、為替市場では円高ドル安が進行した。
ドル/円の日足では、75日線(緑線)が下値支持ラインとなり反転した。本日も欧米市場で円高進行した際は、75日線がキーポイントとなる。1月27日以降、日々上値を切り下げ・下値を切り下げる展開が続いている。下落基調となっていることを意味する。また、上値では5日線(赤線)や10日線(黄線)の113.85円が上値抵抗ラインとなりやすい。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%Kと%Dが下向きとなっており、下落基調を示現している。
現在のところはドルが反転するような材料はない。そのため、欧米市場で再びトランプ大統領のドル高けん制などやリスク回避の動きが強まると、円高・ドル安への動きになりやすい。今晩の重要経済イベントとして、米1月ADP雇用統計や米1月ISM製造業景況指数の発表がある。また、翌早朝4:00にはFOMCの声明発表があり、それまでは大きな動きにはなりにくい。ただ、FOMCでタカ派的な声明文となると、アジア時間早朝からドル高・円安となりやすいことには注意が必要。
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