FITS エコノミックレポート

ドル/円は75日線が抵抗ラインとなるか?

 

★ドル/円日足では、アジア時間の引けにかけてまとまったドル買いが入り112.00円を上抜けした。次の節目は3月31日に付けた高値112.19円が上値目処となりやすい。ただ、上抜けすると75日線(緑線)の位置する112.28円が上値抵抗ラインとなりやすい。3月10日には一旦上抜けしたものの、もみ合った後下落基調となった。

 

ただ、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:39、1、1、50、50)では、53.98%まで上昇してきており、50%を上抜けたことから、アップトレンドに転換したことになる。ただ、直ぐに押し戻されるようなら、ダマシとなるので注意が必要。

 

下値では、5日線(赤線)の111.53円が下値支持ラインとなり上昇基調を維持している。

 

日本が大型連休に入ることから円高警戒感があるなか、確りとした動きとなっている。ただ、今は水星逆行期であることから、このまま円安トレンドを維持するかは不透明感が残る。4月17日に200日線を下抜けして108.09円まで円高が進んだ時は、次の下値は105円台と言われていたが、あっという間に112円台まで上昇した。ポンド/円も同様にテクニカル的には下落基調が強まると思いきや、あっという間に上昇するなど動きが不安定なのも水星逆行時の特徴である。この水星逆行期は5月4日まで継続するので、利食いは早めにがこの時期の特徴である。また、水星が順行に戻る3営業日前後は円高になりやすいと言うアノマリーもあるので注意。

カテゴリー: ホットニュース

カテゴリー

カレンダー

5月 2024
« 1月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ページの先頭へ