FITS エコノミックレポート

★ドル/円の日足では、5日線（赤線）の112.13円の攻防となっている。一時5日線を上抜けしたものの、上ヒゲとなって5日線近辺での動きとなっている。

また、75日線（緑線）を下抜けしていることから、下落圧力が強いことを示している。ただ、115円半ばで4日連続で反発していることは重要なポイントとなる。酒田五法では三点同値は買いに分ありと言われている。

上昇時での上値の節目は、10日線（黄線）の112.83円、75日線(緑線）の112.91円、25日線（青線）の113.88円となる。

また、ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）は、%K：14.49、%D：12.61とからり売られ過ぎの過熱感がでている。

10日の日米首脳会談の結果次第では、上下に大きく振れる可能性が高い。現状は下落トレンドの様相となっているが、一転上昇基調となる際は下値切り上げ・上値切り上げとなる。必ず前日のロウソク足の高・安値・終値の確認が必要となる。