★ドル/円は、12月15日高値118.66円と9月8日安値107.29円を結んだフィボナッチリトレースメントと白銀比率で分析する。
第48回衆院選が22日投開票され、自民・公明両党で3分2を上回った。そのため、安倍政権が続投するとの思惑から、アベノミクス継続による円安が進行した。オセアニア時間帯から、窓を開けて円売り・ドル買いが進んでいる。
その結果、9月27日以降上値抵抗ラインとして意識されていた、半値戻しとなる112.97円をしっかり上抜けしたことになる。
次の目標値を61.8%戻しの114.32円となる。ただ、114円台では5月10日前後や7月10日前後で上値抵抗ラインとなったことから、114円近辺では上値の重さが意識されやすい。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%K:82.01、%D68.99とかい離幅を拡大しながら、両線とも上向きを維持していることから、上昇基調は維持していることとなり上値トライの様相となっている。
ただ、米国ではFRB次期議長の人事問題、大型減税を含めた税制改革案の行方、北朝鮮を巡る地政学リスクも残っており、一方的なドル買いも慎重にならざるを得ない。
16日から20日まで、韓国軍との合同軍事演習のため、朝鮮半島周辺の海域に展開していた原子力空母『ロナルド・レーガン』が韓国の釜山にとどまる見通しとなっており、北朝鮮への圧力に対する挑発行動にも注意が必要となる。
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