★ドル/円の日足では、1月10日に25日線(青線)を確り下抜けしてからレジスタントとして25日線を上抜けすることが出来なかった。しかし、3月28日に25日線を大陽線で上抜け、戻り基調が継続すると思われたが、その後は2日間陰線となり25日線近辺まで低下した。
5日線(赤線)106.25円が上向きとなり、25日線(青線)106.17円をゴールデンクロスしてきたことから、短期的には上昇基調は継続している。
ただ、ストキャスティクス(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%Kが下向きとなってきており、円高基調が強まってきている。
再び5日線や25日線を下抜け、10日線(黄線)105.92円も下抜けると、再び上値の重さが意識される可能性が高い。
日銀が朝発表した企業短期経済観測調査(短観、3月調査)で、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は大企業製造業でプラス24と12月改定値のプラス26を下回った。また、市場予想のプラス25よりも弱かった。6月の先行き見通しはプラス20と予想の22を下回った。企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は2年ぶりに悪化した。
そのため、日銀のテーパリングは当面出来ないとの思惑から円安・ドル高になっても不思議ではないが、日銀のテーパリングに向かいたいという言動もあり、相殺されてしまっている。また、中国政府が2日、トランプ米政権の鉄鋼・アルミニウムの輸入制限に対する対抗措置に踏み切った。米中両国の貿易摩擦が激化するリスクが強まったこともドル買い・円売りを抑制している。
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